残業代計算ツール
月給と月平均所定労働時間から残業の時給単価(基礎時給)を求め、時間外・深夜・休日労働の割増賃金を自動計算する無料ツール。未払い残業代のセルフチェックにも使えます。
使い方
- 月給と月平均所定労働時間を入力する
- 時間外・深夜・休日労働の時間を入力する
- 基礎時給と割増賃金の内訳・合計を確認する
割増率は労働基準法37条の法定最低ラインです。基礎時給の分母は就業規則の年間所定労働時間から確認を。時給の妥当性は時給換算ツールでも確認できます。
🔒 入力内容はブラウザ内だけで計算・保存され、サーバーには送信されません。「条件のURL」も入力値を#以降に載せるためサーバーへは送られませんが、URLを共有した相手は入力値を見られます。無料・登録不要で使えます。
こんな場面で使える
- 給与明細のセルフチェック残業代の妥当性を検算する
- 転職先の残業単価確認月給から単価を逆算する
- 固定残業代の検証超過分が支払われているか確認する
計算式・仕組みと根拠
- 基礎時給 = 月給(割増の基礎となる賃金) ÷ 月平均所定労働時間
- 時間外労働(月60時間以内) = 基礎時給 × 1.25 × 時間 / 月60時間超の部分 = × 1.50
- 深夜労働(22時〜5時)の割増 = 基礎時給 × 0.25 × 時間(時間外と重なる場合は加算)
- 法定休日労働 = 基礎時給 × 1.35 × 時間
- 根拠: 割増率は労働基準法37条(時間外25%以上・月60時間超50%以上・深夜25%以上・法定休日35%以上)によります。
入力例と結果の読み方
月給320,000円・月平均所定労働時間160時間・時間外20時間(うち深夜5時間)と入力すると、基礎時給2,000円、時間外割増50,000円(2,000×1.25×20)+深夜加算2,500円(2,000×0.25×5)=残業代52,500円と計算されます。給与明細の残業代がこれより明らかに少ない場合、固定残業代の内訳や計算基礎を会社に確認すべきサイン、と読みます。
よくある間違い
- 月給に含めてはいけない手当まで基礎に入れる(家族手当・通勤手当・住宅手当などは原則除外。逆に役職手当や業務関連手当は含める)
- 月平均所定労働時間を168時間や176時間と適当に置く(就業規則の年間所定労働日数から計算する。多くの会社で155〜170時間程度)
- 法定休日と所定休日を混同する(週1日の法定休日の労働が1.35倍。土曜など所定休日の労働は通常の時間外扱い)
境界条件・注意点
- 月60時間超の1.5倍は中小企業も含め適用済みです(2023年4月〜)
- 管理監督者は時間外・休日の割増対象外ですが、深夜割増は適用されます
- このツールは額面の割増賃金の目安です。実際の請求には労働時間の証拠(打刻記録等)と正確な基礎賃金の確認が必要です
よくある質問
残業代の1時間あたりの単価はどう計算しますか?
「月給÷月平均所定労働時間×1.25」です。月給32万円・所定160時間なら基礎時給2,000円、残業単価は2,500円になります。月給から家族手当・通勤手当などは除いて計算します。
残業の割増率は何%ですか?
時間外労働は25%増、月60時間を超える部分は50%増、深夜(22時〜5時)はさらに25%加算、法定休日労働は35%増です。深夜残業は1.25+0.25=1.5倍になります。
固定残業代(みなし残業)があれば残業代は出ませんか?
固定残業代がカバーするのは「設定された時間分」だけです。例えば固定残業20時間分の契約で25時間残業したら、超過5時間分は別途支払いが必要です。求人票や雇用契約書で時間数と金額の内訳を確認してください。
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